
もぐらゲームスの記事「もぐらゲームス執筆陣の選ぶ 2025年おすすめフリゲ・インディーゲーム11選」にて、ビジュアルノベル『アドベントシナーズ』を紹介させていただきました。
最初にこの作品を知ったときは「よくわからないけどなんか凄そう」という印象でしたが(だって公式サイトのキャッチコピーが「恋人の 永遠の愛; 宇宙と人類の 共同進化——」ですからね)実際にプレイしてみたらめちゃめちゃ面白かったです!全七部予定の第二部までリリースされていますが、20時間以上プレイして、SF的な独自世界観の風呂敷を広げてる段階という印象。これをきっちり回収しきったら、もの凄い作品になるのではという期待があります。
……私もノベルゲームプレイ歴は長いですからね、こうして期待したものの……というケースも何度も経験しています。それでも、事前情報を見た時点で個人的に惹かれるものを感じ、体験版もあるのですがそれもプレイせずエイヤっと購入。まあ正直、もぐらゲームスで担当させていただいているニュース連載のネタになるしという下心もありましたが。ともあれ、惚れ込んでしまったのであとは信じて続きを待つのみです。
ちなみに公式サイトのスタッフ一覧を見るとわかるのですが本作、音楽・ボイス以外の実制作(脚本・グラフィック・プログラムetc.)はSageZXという方が一人で担当されてるようです。少なくともプロジェクトのコアメンバーが抜けて頓挫、とはならなさそう……?
もぐらゲームスの記事では作品の全体的な話をしましたが(まあ色々と語り切れてない面もあるのですが……完結したら単独で記事書きたいなーと思ってるのでその時かな)こっちではキャラ語りなどしようかなーと思います。敵も含めて魅力的なキャラが多いのですが、その中でも個人的にとくに気になったキャラをピックアップしつつ。いずれ第三部がリリースされたときに読み返して、雰囲気を思い出すのにも使えるかなということで。
なお、ビジュアルノベルの記事はサイト名(RPG-Fan!)と矛盾するんですが、「RPGっぽいステータス画面とかあるしぃ……」ということでギリギリセーフ?とさせてください。いやもう、RPGに限らずゲーム関係の個人的な記事はこのブログに集約させちゃいたいんだよな……
致命的ではない(と思う)範囲のネタバレはちょいちょいしているのでご注意ください。まあ、言うてまだ全七部予定のうちの二部ですので……。それと、現時点では能力の詳細が掴み切れてない部分もあったりするので、以下の紹介における記述は厳密には正しくない場合もあるかもしれません。あしからずご了承くださいませ。
周 御城
過去の記憶に欠落のある青年。本作、多視点の群像劇となっていて決まった主人公は存在しない(少なくとも第二部終了時点ではそう見える)のですが、その中でも第二部までの内容においては、彼と彼を取り巻く人達、というのが物語の中心に居る感覚が比較的強かったです。
物語の序盤から次々と厳しい状況に置かれ続けていきますが、仲間のピンチに能力覚醒とか、欠落した過去の関連でアイデンティティに悩む場面もあったりとか、割と主人公っぽい立ち位置かなとは思います。人物的にも、ちょっと優柔不断な所もあるけどここぞという場面では腹を括る、好感を持てる人物でした。意外と?ノリがよかったりも。
周りに女性キャラクターが多いこともあり、なんとなくギャルゲー主人公っぽい立ち位置でもあるように感じたりも……?とはいえ彼、普通に彼女居るんで彼女さん以外とはあくまで「仲間としての絆」みたいな感じだとは思いますが。
ちなみに本作、選択肢によって各キャラごとの何らかの数値が上下するシステムがあります。好感度の類と思われますが、じゃあやっぱり御城君が(ギャルゲー的な意味も含め)主人公なのか?というと、そうとも言えない感じでして……。というのは、御城が視点人物じゃない場面でもこの値は上下しますし、その場に居ないどころかプレイヤーが見たこともない名前の人物の値が変わることまであるんですよね。

こういう、これってどういうことなんだろう……という要素が、システム面も含めて散りばめられているのも、本作の興味深いところだったりします。
郝 心語
有名ブランドのデザイナーで、御城達が拠点とする別荘の主。異空間に現実の壁などを無視して移動できる道を作ったりと空間系の能力を扱えますが、荒事のプロというわけではなく、御城達と同様に事態を把握しきれないまま、色々と大変な目にあっていきます。
最初は理知的で落ち着いた人という印象でしたが、車を運転するとちょっとアグレッシブになったり、都市伝説っぽい事柄についてネットの情報をもとにアツく議論してたりと、可愛らしい?ところもあったり。
ただ彼女もまた、とある事情で自分が何者かという疑問や悩みを抱えており……。ちょっとネタバレになりますが、第二部の終盤ではあまりにもショックな出来事によって、ここまでじわじわ削られてきたメンタルがついに限界に来てしまい、自らが生成した異空間に閉じ籠もってしまいます。そんな彼女を御城達が救いに行くのですが、そのときのやり取りなども含め、正統派ヒロインっぽさがありました。
郝 思嘉
心語の妹。御城のことを「しろ兄ちゃん」と無邪気に慕ってきてくれます。かわいい。好奇心旺盛で悪戯好きっぽい面もあり、御城は振り回されがちだけどまんざらでもない、みたいな。
特別な能力はないけど居てくれると場が明るくなる、ムードメーカー的な存在。心語の精神的な支えになっている印象もありました。あとは思いつきでやったようなことが後々皆を救う鍵になったりとか。
という感じで、皆の可愛い妹分、って感じ、なのですが……。
なぜか裏稼業で生きてきたような人や御城達と敵対する組織の人間が、彼女を「スカーレット」と呼び畏れることがあるのです。思嘉本人に思い当たる節はない様子。
他人の空似か、それとも……と謎が提示されつつ、第二部の時点では真相は不明、ではあるのですが。
なんかステータス見たら明らかに「普通の女の子」ではないんですけど……。
と、システムを使って伏線が撒かれてたりするのも本作の面白いところだったりします。
夏 雪源
御城くんの彼女さんです。……なのですが、ある時から急に理由もわからないまま御城を避けるようになってしまい、そのまま疎遠に。本編開始後、色々あって御城と共に心語の別荘の居候となりましたが、やっぱり態度はそっけない。かと思いきや、御城のことを案じてる様子でもあったりするのですが。
そんなわけで正直、序盤は(もちろん、裏になんかあるんだろうなあとは思いつつも)あまり好印象は持てなかったのですが……。ネタバレになりますが、第二部に入ったところで理由が判明します。彼女自身に普通じゃない問題が起きており、それを御城に知られないように、そして彼を巻き込まないように避けていたのでした。
既にそれを隠す意味もないような状況になったことで、すべてを打ち明け二人は元通りに。そうしたらもう御城のことを心から案じてるのを隠さないし、彼の悩みにも寄り添ってくれるしで一気に好きになっちゃった(現金!)。ええ彼女さんやないですか……。いちゃいちゃシーンもあるぞ!
彼女については頼もしかったり、格好良かったりする面も色々とあるのですが、その辺を語ろうとするとさらにネタバレ度が高い話題に触れないといけなかったりするので、いったんこの辺で。
呂 小艾
最初は敵として遭遇。が、しばらくしてから偶然再会したときに、そんなことは気にせず(攻撃されたこっちは気にするんですが……)自分の任務を手伝うように誘われます。半ば強制的に。とにかく強引だったり、楽観的すぎて危なっかしかったりする子なんですが、表裏が全然なさそうでどうにも憎めない感じ。
催眠系の能力を扱いますが、効果はあまり高くなく実戦での貢献度はそこそこ。……なんですが、これまたネタバレになりますが第二部の終盤で入った異空間が、夢と現実の狭間みたいなところだったことにより、「自分の理想の姿に変身する」みたいな形で能力が発動。大はしゃぎしながら大活躍してくれました。かわいい。異空間から出たら元に戻ってしまいしょんぼりするのもお約束。
第二部ラストで戦場に現れた謎の人
現代的な戦場に突然現れ、兵士達の攻撃をものともしない騎士姿の女性。格好いい! 何者なのか、そして名前も不明。いや、公式サイトの登場人物紹介を見ると多少は書いてあるんですけどね。ひとまず作中ではまだ、謎の人。
状況的に、御城達にとって敵となるか味方となるかも何とも言えず。あるいは、敵味方と単純に分けられるような存在ではないのかもしれません。どうなることやら……というわけで第三部が楽しみです!

















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