というわけで、割と恒例になってきましたゲームフェス特集も無事終了いたしました。今回はとくに長めのRPG・ADV系作品(執筆担当自分)が多くてプレイも時間がかかりましたが、とても楽しかったです。自分担当の回を最終回にして、他の方に時間を稼いでいただくギリギリスタイルも定着してきました(汗)。いや、まあ、やっぱり一番評価に時間のかかるジャンルなんですよ……(言い訳)。
さておき。伝えたいことはだいたい記事に詰め込んだ(毎度のことですが詰め込み過ぎで長いですね……スミマセン、興味のある所だけ見て貰えれば的な気持ちで第3回だけジャンル見出し付けてます)ので特に補足とかもないのですが、何となくオマケ話でも。何かあるかな(ここまで書いた時点でノープラン)。
ひびかけ色のキセキ
何となくセルフツッコミでもしてみましょうか。
この強化はノーコストでエナジーに還元し、何度でも振り分けをやり直せる。
自分で書いておいて何ですが、これは何度読んでも非常に萌える一文です。強化は!ノーコストで!何度でも!やり直せる! 声に出して読みたい日本語。
似たような話で「パーティ共有リソース」というのも、もう言葉面だけでご飯三杯いけそうなフレーズです。って記事の一番始めに使ってますね。
まあ僕がどういうゲームが好きか、なんでこのゲームにハマったかだいたいお察しいただけると思います。ガード付きのATBというのももちろん楽しいですが、個人的にはそれはカスタマイズで出した自分なりの答えを真剣に試す場、として機能しています。この二つを両輪と捉え、紹介における軸とさせていただきました。
なお、敵に勝てない場合は過去のステージを再プレイして経験値やエナジーを稼ぐことも可能だ。
これはねー、ちょっと書くかどうか迷いました(笑)。自分自身は稼ぎ戦闘ゼロへの拘りを持っていて、それで打開可能なバランスこそを愛おしく感じたのですが(僕がどういうゲームが好きか、なんでこのゲームにハマったかだいたいお察しいただけると思いますパート2)、でも無駄に間口狭めちゃあいけないもんね……。
こうしてシナリオ上で描かれるキャラクター性が、スキルスロットの構成やキャラクターごとに豊富に用意されたパッシブスキルなどでも表現され、欠点も含めキャラクターに愛着が沸いてくる。
(※ただしシイナのオデュッセウスは除く)という一文が省略されています(苦笑)。アナライズに関してはまあ結構思うところがありまして(全体的にプレイアビリティが高い本作だからこそ、ではありますが)、実際作者さんにも少し(A4レポート用紙1枚分くらい)お伝えしたりもしました。そのやり取り自体は個人的なものなので伏せますが、作者さんのブログの「もし次作があるとしたら」にある案は個人的にとても理想に近いなと思っています。
ときにかしましく、ときにシリアスに。戦いの日々を精一杯生き抜く魔法使い達が描かれる
このキャプションを振った画像2枚のうち、右側のソラの台詞は、僕が本作で一番じんと来た台詞です。まあ文脈あっての台詞なのでこれだけ抜き出してもあれなんですけどね……。
ちなみに次に好きな台詞はこのブログ記事のアイキャッチに使った台詞です。切なさ大爆発。
切なさといえばやはり本作、エンディングが凄く凄く余韻があって自分好みでね……。色々あったリジェとソラが、最後に落ち着く関係がそれってのがまたね……。実の所ストーリー面のハマリ方は終盤~エンディングでぶわっと一気に来て、そこから改めてイベント回想機能(が、ついてるのです。素晴らしい。JRPGかくあるべし)で全部見返して染みるという流れでした。
クリア後のおまけシナリオも、あの余韻を大切にしたいので見るのちょっと悩むなー、と思っていたら、時系列的には終盤に入る少し前という。「これ以上ないくらい綺麗に終わった作品の劇場版」みたいなノリで好きですね。ぱっと思い浮かぶ所だとカウボーイビバップとか花咲くいろはとか。在りし日の一コマ。
ミシェルの強かさとかまだまだ色々あるけど、キャラ、ストーリー関係は語り始めるときりがないのでひとまずここまで!
あとはなんだろう、そうそうBGM。素材曲ですが、ステージ、ボスごとに異なっており、民族調をはじめセレクションも自分の好みにマッチしていました。既に紙幅もいっぱいっぱいなので触れる余裕はありませんでしたが……。
ヴァルキリー・ハラング
作品チェックの割と初期の段階で、「こ、これはむちゃんこ自分好みの作品だ……」と思ったものの、途中で進行不能が発生してしまい、連絡先もわからないので動画コメントで報告してしばらく様子見していました。……その時点では動画投稿者名チェックしてなくて、何度もご連絡させていただいている作者さんの作品だと気付いてませんでした(笑)。
という余談はさておき、無事アップデートもされ、いよいよ本格的に取り組むことに。実は「自分がクリアできたら(=作者以外でもクリア可能なバランスであることを証明できたら)」紹介しようと思っていました。ぼくはカナリア。
1~2時間プレイした所でゲームオーバー(セーブなしのため最初から)というのが続き、あ、これダメかも\(^o^)/と思ったこともありましたが、何とかクリアできました。いやー本当にテンション上がりました。まあガチガチに最適解を探っていくとむしろ終盤は逆に安定したりしますけどね。そこに至るまでが長かった。心が折れたら素直に翌日に送る、というのをやっていたので数日かかりました。
Rogue Runner
気軽に楽しめる楽しい作品でした。ローグライク的には難易度がもう少し高いと好みにベストマッチなので、動画コメントでハードモードの要望なんかしちゃいましたが。
W-Standard,Wonderland Lv.1
ノベルゲームですが、RPGのような冒険感にあふれた展開もあるのでおまけとして(こじつけ)。あ、一応演出として本当にRPGっぽい画面のシーンもあります。
これは普段ノベルゲームをプレイしない人にもぜひ触れてみてほしい、という気持ちもあってここで改めて紹介しています。掲載した画面を見て「なんだか面白そうだな」と思ったら、有償作品ですが体験版もあるので気軽に触ってみてください。
……ただなぁ、記事にも書きましたがシステム面のやや不都合(バックログで戻れる範囲が妙なところでリセットされてしまったり、用語集へのリンクがある場面でバックログ見ようと思ってホイール回すと先に進んでしまったり、しかも履歴からは用語集に飛べないからロードするしかなかったり、ロードで一部画面上の要素が読み込まれなかったり)が、普段ノベルゲームにあまり触れてない人にお勧めする作品としては若干悩ましい。訓練されたノベルプレイヤーなら「あるある、まーあるよね」くらいで済むのですが。
こっちはRPGについてのブログなのでこの辺にしておきますが、ダブワン自体についてはまたどっかしらで何か語りたいなあ。ぼくはエバンナがめっちゃ好きです。惚れる。女の子としてとかではなく、侠気……といってしまうとそれはそれで語弊があるか、うーん。何というか、人間として惚れた。あ、女の子としても可愛いです(結局何なんだよ)。
FunkyStoryMode
探索ADVですが、ネタバレなので書けない理由によりまあこっちで触れてもいいかなと思いますので軽く……。
ぶっちゃけるとやはり、まず惹かれたのは絵からですが(このクオリティでこの差分量……!)探索ADVとしてプレイしていくうちに、良いなと思ったのは以下の点でした。
ゲームは物語世界の住人達の憩いの場となっているカフェを起点として、各物語の世界へワープしていくという形で進行。物語世界は異変が起きている場面を舞台とした小さめの1マップで完結しており、多数の物語を行き来しても歩き疲れるようなことはない。
おやおや、どっかで似たようなことを書いた覚えがあるぞ? テーマパーク感とでも言いましょうか、この辺が自分が楽しいと感じる探索ADVのポイントなのかなーと思ったりしました。とくに本作は狭いマップの中に色々なものが詰め込まれていて、歩くのが楽しかったです。
キャラクターはみんな可愛いし格好いいけど一番はグレーテルですかね。恥ずかしがってる顏、はにかんでる顏、落ち込んでる顏……みんな可愛い! あ、いや、素直な笑顔もそれはそれでレアで可愛い! 鏡の魔女の所の例のポーズもめっちゃ可愛い。掲載画像に使おうか悩みましたが、ネタバレなのとそこだけ見せるとキャラ誤解されそうなので控えました。普段は引っ込みがちな子がああなるからいいんだよ!!
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