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[執筆記事紹介]オムニバスシナリオ+自作戦闘で紡がれるファンタジー群像劇「アレックスと最終戦争と9人の少女」(おまけ:好きなシーン・キャラ・曲語りとか「ホワイトデー」ハードモードプレイ記とか)

[執筆記事紹介]オムニバスシナリオ+自作戦闘で紡がれるファンタジー群像劇「アレックスと最終戦争と9人の少女」(おまけ:好きなシーン・キャラ・曲語りとか「ホワイトデー」ハードモードプレイ記とか)

よく考えたらこのサイト(RPG-Fan!)で言及する対象なのか?とちょっと悩みましたが、まあ気にしない方向で。ジャンル定義はともかく、テーマとしてVIPRPGやRPGツクールが関わってくる作品であることは間違いないと思います。もともとこのサイト、RPGが好きな人向けのADVとかも扱いたいなーとは思っていたんですよね。

さておき。公称35時間(ちゃんと計ってないけど実際には40時間超えたかな-)とボリュームのある作品ですが、とにかくシナリオに熱量のある作品でぐいぐい引き込まれて一気にプレイしてしまいました。

ネタバレなしで語れることはだいたい窓の杜の記事で語り尽くしたので、こっちでは好きなキャラやシーン、曲について語ってみようかなと。クリティカルなのは避けるつもりですがネタバレもあると思いますのでご注意ください。

自分以外にはどうでもいいことな気もするけどプレイした経緯を語る

本作の初出はVIPRPG紅白2014。当時、自作戦闘というのが気になってダウンロードし、自作戦闘を試してみたかったのでバレンタインデーをすっ飛ばしてホワイトデーのスパニー編(なぜいきなりスパニー編だったのかは自分でも覚えてません。当時まだ魔法具現化キャラとか全然わからなかった時期だし、単に見た目かな?)をプレイしたら、独自ギミックを駆使して戦う戦闘がめっちゃ面白くて、これは通してやらねば!と思いました。

……思ったのですが、全部通して35時間というプレイ時間のため「いずれ時間ができたらやろう」と後回しに。そのまま1年が過ぎてしまったのですが、VIPRPG紅白2015作品の「金リカ2」で聴いたボス曲「少女達の正義」がむちゃくちゃ格好良くて、出自を調べたら元は「アレックスと最終戦争と9人の少女」の曲だということが判明。うわーこれはやっぱりやらねば!といよいよプレイしたという流れです。いやまあそこからプレイするまでにまた半年かかっちゃったのですが……。

 つれづれ雑談

  • ホワイトデーはイベントシーンのマップがそのまま戦闘画面になるタイプですが、キャラクターが戦闘時の立ち位置へ移動する演出が好き。ジャンプで飛び退いたりじりじり下がったり。
  • 最終戦争ヒロイン各編の展開、任侠ものっぽいなあと感じることがままあったものの誤解を招く恐れもあるのでTwitterに書くのは控えていたのですが……プレイ中は全然読んでなかった「あらすじ」をクリア後にたまたま読んだら、思いっきり「仁義なき戦い」って書いてあってちょっと吹きました。
  • 野暮と思いつつ、「9人少女それぞれが実際にアレックスと懇意になった並行世界って9人揃わず滅ぶのでは……」と嫌な想像しかけたけど、よく考えたら各世界でも同じように残り8世界の記憶統合されればあとは同じ展開か、と思ってほっとしました(実際どうかはわかりませんが)。
  • サイドビューで行動のたびにちょっとスクロールするのが格好いい。
  • キャラクター能力でキャラクターを語るのがアツい。アレックスのリーダーっぷりとか四天王関連とか。やっぱ「システムでキャラクターを表現する」という意味では、個人的にはすごく(J)RPGだと思う。
  • 各話ラストで決まったBGMが流れてそのままインターバルに繋がるのが、アニメのED入り(ラストシーンに合わせてイントロ流れ出す、作品によっては毎話のお約束みたいになってるあれ)みたいな演出で好き。だんだん「そろそろ決めぜりふからのED曲来るぞ……来た!」って期待するようになってしまいました(笑)。
  • ヒロイン横顔グラフィックめっちゃ好き。
  • 扉絵はどれも格好いいけど、わてり編のがゲームのパッケージ感あってとくに好き。
  • ダークカナエール様のイラスト、全体的に色っぽいなーと思ってるんですが特にこの表情がちょっとドキっとします……。

「アレックスと最終戦争と9人の少女」ダークカナエール

好きなシーン・キャラ・戦闘語り

きりがないので特に印象深いところとか。

  • 最初に「あ、このゲームやべぇ」と心の底から感じたのはホワイトデー最終編です。「これまで積み重ねてきた人との絆を、力としてぶつける」というRPGのイベント系ラスボスで好きなネタと、「パラレルとして描かれてきた各ヒロインルートが集束、主人公が全部の記憶を持つ」というファンタジー・SF系えろげのトゥルー展開で好きなネタの融合。あのヒロインがずらっと並ぶのもアツいよね……。割とボロ泣きしました。
  • ホワイトデーの戦闘はどれもむちゃくちゃ面白いけど、やっぱりスパニー編が役割分担とか避雷針というギミックとか特段に好きかな。ぬくりあ編の耐久戦もハラハラしてやり応えがありました。
  • さておき、以下から最終戦争の感想。
  • ウィンディ編、ウィンディの行動回数の多さと支援抜刀術の相性がむちゃくちゃ良い。
  • わてり編、ゴメスがめっちゃ格好いい……。インターバルでの会話、ゴメスが魔王把握でアレすることにすら格好いい理由付けがされているのが面白かったです。
  • ウォーター三姉妹の連携がアツい。長女サポートで手堅くSP稼ぐのもいいけど、長女と三女がSP溜めてる間にサポートに入った次女が家族守りの刀で攻撃してくれるのがめっちゃ頼もしい……。
  • ライチ編。そっか、別世界での失敗の記憶を持ったことにより、それとは別の道を征く、ある意味やり直しができるのか……。というわけでファルコン主人公化。これは本当にアツい。マントもかっこいい。インターバル会話の神速→音速の話も思いっきり「なるほど……!」とか思いながら読んでたので、のちに作者さんのブログで真相知ってずっこけました。
  • そしてライチがめっちゃ健気でかわいい。
  • 自業自得とはいえ敵側の末路が本当に恐ろしい。利用しようとする相手が悪すぎた感。
  • ラスボス、インターバルでの会話をもとに出方を読んで対策を立てたらばっちりはまった!こういうの楽しいなー。
  • クオン編。ラスボス戦がテクニカルな魔法戦でめっちゃ面白かった。
  • やみっち編冒頭、アラートの鳴る中で「全軍に告ぐ!!これは魔王把握ではない!!」シリアスなシーンでありつつ笑える絶妙さよ。
  • 三将軍戦やばすぎる。やはりATBで速度は力。一度麻痺ハメでボコられたのち編成変更、魔王・メビウスを前線に出して嫁様サポート(魔王か娘様がダメージを受けると一定確率で即行動可能に)という戦略がうまくはまりました。
  • 魔皇女戦で敵の奥義みて納得。やはりシステムでキャラクターを演出するのはよいですね……。
  • ストニア編。アツい世代交代の物語だった。最終話のダーエロの泣きながら四天王召喚シーン、僕も泣いてしまいました。あと偽死神五世のキャラクター能力がまたアツい。
  • ストニア編ラスボス、ダークサモン氏。こういうキャラって「何か深い思惑があるのでは」と思いがちですが、何もなかった!ほんとうにただのダメな人だった……!これは個人的には何というか逆に新鮮でした。「ラスボスには何かしら深い行動原理があるもの」みたいな先入観があったので。しかも「死にたい……、わけでは……。」ってほんと何も後先考えてないんだなーみたいな空恐ろしさが。ストニアの「あの人は好きになれない」ってのも何か別の感情の裏返しかと思っていたら、普通にガチで嫌われてた(苦笑)。
  • スパニー編。ダーブラ渋いなあ。封印された聖人さんの記憶(聖人さん・ネクロさんの行動原理)が何だったのかちょっと気になっています。
  • フォレスト戦がアツい。魔法使いなのでスパニーに交代して避雷針使おう……と思ってたらSPが0にされて焦る。何とか6まで溜めて避雷針発動!と思ったら避雷針で防げないノックアウトが来てやばい!と思ったらデイジーのサポートで復活、とかとか。
  • スパニー編ラスボス、相手の職業から予想を立ててヘル様サポートに入れたらばっちりハマった。
  • アイスさん編。アルシェス好きですね……。ファルコンといい、悪になりきれなかったダークヒーローが好きなのかも!?
  • フェリックス、最後の最後で格好良かった……。
  • フィリア、悪という概念が人の形をしたもの、みたいな圧倒的存在感すげー。
  • ぬくりあ編、リナックスさんの狂化に頼りっぱなしだったら最後の方で、攻撃対象指定しないとかなりの無駄が出る敵が出てきて、こういう定石潰しはアツいなと思いました。
  • 最終編、次々と集結してくる皆とアレックスの対話が本当によかった。アレックスに凄く久しぶりに出会えたような気持ちになったりも。結構泣きました。
  • 決戦前夜イベントいいよね……。
  • やっぱりあった9人少女勢揃い。ただ修羅場みたいのにはならない気はしていた。何かもうそういう段階は通り越している気がする。
  • 最終決戦に向けての編成、基本的にはデフォルトがシナリオ的に順当な編成なのでそのままで行くつもりでしたが、1戦目に王様と王子様入れるのだけはやった。ちゃんと専用会話あって有り難い。他にも専用会話は色々ありますね。
  • 最後のバリアーズ、むちゃくちゃ強かった。
  • 魔人クーもめっちゃ強かった。本気モードで残り魔王だけになって、粘りに粘ったけど最大HPがどんどん削れてって最後は負けた。編成見直してリベンジ、嫁様のミストレスソングで何とか押さえ込んだ。
  • ノックアウトめっちゃ強かったけどこっちもダーエロサポートで高火力確保。ノーガード殴り合いみたいな趣。アツかった。
  • あんなに「世界の敵」感バリバリだったフィリアさん、実際に戦ってみると、あれ、ちょっと拍子抜け……?(まあ理由は作者さんのブログに書いてありますが)
  • 最終編最終局面、いよいよアレックス登場で、改めてキャラクター能力の説明「いついかなるときも、存在している限りアレックスはリーダーでなければならない。」を読んでブワっと来た。いついかなるときも、存在している限り、アレックスはリーダーでなければならない!
  • バレンタインまで遡ってのアツい伏線回収がアツかった。
  • 終わったー!と思ったらもう一展開あった!忘れていたわけじゃないけどここは回収しないのかな、と思ったところまで、本当に隅から隅まで伏線きっちり回収して終わった。凄かった。
  • エンディングが本当に、本作ならではのもので良かった。最後はやっぱり……!

「ホワイトデー」ハードモードやってみた

そういえば「アレックスとホワイトデーと9人の少女」にハードモードあったな、ということでやってみました。むちゃくちゃ面白かった! 敵のステータスが上がるだけみたいのじゃなくて、パターンから変わる系。ホワイトデーはそれぞれのヒロインの能力を活かして戦うギミックバトルが本当に楽しいのですが、ハードモードではいきなりそれを潰しにかかってくるのでピンチからのリカバリから始まる、なんてのも。いやーアツい!

  • スパニー編(やっぱり今回もここからやった)。サンディが奥義準備入ってから止めるのが本当にドキドキする。お守り役のテュンデリー倒してあと一歩!って所で間に合わなくて絶望したり……。この時のためにSPを無駄遣いせずある程度キープしておくのも重要。運も絡みつつ(麻痺食らったらまあアウトね……)3回目くらいで倒しました。スパニーも攻撃参加しないと到底間に合わないし、避雷針は役立ててる余裕がないですね(汗)。
  • ウィンディ編。そこそこ安定して戦えてたと思ったけど、ウィンディとアレックスの奥義畳みかけで倒せるか!?とアレックスのHPが低いのを無理して後先考えず連続で奥義出したら倒せず、その後負けた……焦りは禁物。ウィンディは奥義使うの諦めてサポートに徹してもらうしかないかなぁ。「庇う」と「祝福の風」の連携が熱い。結構うまく行ったと思ったら最終段階での敵奥義でHP500以上もってかれて負けた……。3回目で何とか撃破。
  • わてり編。ハードでも割と安定して倒せた。
  • ライチ編。これといったギミックはないんだけどそれだけに奇を衒わず真っ正面から強い。とにかくアレックスが倒れたらそこで終わりなのでHP高めに保ちつつ。3回目、アレックス奥義使うタイミング間違えたか……?と思ったけど防御しつつ残りHP20くらいで倒した!
  • クオン編。敵の奥義準備から来るまでが早い……!3回目くらいで何とか倒した。
  • やみっち編。エロリア倒してからのクレアスが速い!3回くらい負けて方針変更、クレアスから倒した。あ、こっちの方が全然楽ですね。精神集中からの魔王の波動で完封できる時もあるし。ところで魔王の波動が間に合わなくてエロリアの奥義食らっちゃったんですが、魔王回復してからの会話いいですね……。うまいプレイしてると見られないアツいシーンがあるのが悩ましいところ。
  • ストニア編。さすがに完全防御が可能なヒーラーが居るとハードでも危なげないですね。
  • アイスさん編。ガードマニアクスからのフルパワーナパーム!どうすりゃいいんだこれ……。と思ったけど、フィリア先に倒すようにしたら安定した。意外とHP低いね(設定的には、劣勢を感じたらさっさと逃げたって感じか)。
  • ぬくりあ編。アルテマこわい。アレックスのSP温存しておかないとやばいですね。終盤はもはや敵の攻撃力増加を抑える余裕もなく、最終的にゴメス戦闘不能、アレックス残りHP40で乗り切った……!
  • 最終編。Readmeに「最終編のシナリオの正史はノーマルモード」と合ったのでシナリオ変化あるんだろうなと思いましたが、なるほどこうなるのか……ダークカナエール様顏が怖い! それでも何一つブレないアレックスが格好いい。戦闘は元が実質完全にイベントだったのが少し歯応えある感じになった感じかな。

1周目では観ることのなかった「ピンチならではの演出」も観られて面白かったです。最終編はアナザーエンドって感じで、良い意味での不気味さやノーマルとの対比という点で面白かったですが、やっぱりストレートに熱いノーマル版が好きだな!ってことで改めてノーマルをプレイして締めました。

好きな曲語り

いちばん書きたかったやつ。でも音楽を語る語彙に乏しいのでふわっとした内容になると思います……。

少なくとも戦闘曲はほぼ全曲好きな気もしてきましたが、きりがないので抜粋して。

(主に)ホワイトデー使用曲

アレックスのテーマ(ツクール2000RTP曲「勇者2」アレンジ)

ホワイトデー初出ですが最終戦争でも、ここぞという時に流れて思い入れが深い曲です。原曲は勢いのある序盤の印象が強いですが(タイトル画面でよく聴くからかな)、この曲だと後半のフレーズがめっちゃ格好良くなってますね。ループの繋がり方がも凄く好き。

風が私を導いてくれるから

ウィンディ編戦闘曲。サビのメロティがめっちゃ好き。耳に残る感じというか、全然関係ない時にもふと脳内再生されることが多いです。初めて聴く曲なのに無性に懐かしい感じがしました。

エンジェルブラッディフィーバー

わてり編戦闘曲。ノリノリのダンス系。最終戦争での派生曲「デーモンズエンシェントフィーバー」の限界まで盛り盛りな感じもセットで好きですね。アガるわ~!

フィールド4俺式アレンジ(ツクール2000RTP曲「フィールド4」アレンジ)

ライチ編戦闘曲。「フィールド4」がフィールドで使われているのをあまり見たことがない……。オリジナルにしてもアレンジにしても、イベントか戦闘で使われる印象です。戦闘曲アレンジは他にも聴いたことがあってどれも格好いいですが、本曲の場合ギターソロの間奏がめちゃアツいですね。

黒き衝動を貴様に捧ぐ

ストニア編戦闘曲。ピコピコ音が耳に心地いい。

アイスさんのテーマ ~ 戦闘

アイスさん編戦闘曲。キラキラしたイントロから泣きメロに繋がるところと、格好いいサビからキラキラしたイントロに繋がるところが好き。

六魔決戦 ~ 原曲

最終編戦闘曲。「あっこれって月人さんの曲だったんだ」シリーズ。でも前に聴いたことがあるのよりも展開が増えているような気がする。記憶が曖昧(前にどのゲームで聴いたかも思い出せない)なのでアレですが……。さておき、シーン自体への思い入れも相まって本当に好きな曲です。

最終戦争使用曲

眼前に広がる悪夢

重い展開でよくかかる曲。後半のメロディが切なくて好き。

同じ志を持つ我ら

ヒロイン各編インターバルの曲。なんですが前述の通り使われ方的に、各話エンディング曲という印象もあります。あの「キーン」というSEとセットで記憶に刻まれている感じ。

それと同時に次の話への準備みたいな印象もやっぱりあって、とくに最終話前、編成色々考えてたこととかを思い出す曲です。

作戦会議(ツクール2000RTP曲「城1」「安らぎ3」アレンジ)

「安らぎ3」も人気曲ですよね。アレンジも結構耳にします。自分もとても好きな曲なので、荘厳な感じにアレンジされてて「おおっ」となりました。前半が「城1」のアレンジというのは最初気付きませんでした。やたら格好良くなってるので……。

失踪感 – ディスアピアランス

序章、ダッツとか戦曲。「金リカ2」で「少女達の正義」を聴いて……というのは前述しましたが、これも「金リカ2」使用曲ですね。そっちでもすごく印象に残っていた曲です。終始テンションが高くて、何時間でも聴いてられます(好きな戦闘曲はだいたいそうですが)。

ストレートにアツい曲で本作のBGMの格好良さが伝わりやすい曲だと思いましたので、記事に掲載する動画にも使いました。(戦闘の方も基本的なところが伝わりやすくネタバレ度が低いためという理由もありますが。)

神々のベシュヴェールング

わてり編、ブラッドウォーター戦曲。音が小刻みでいっぱいあるのが気持ちいい!(もうちょっとこう……言い方はないのか>自分)

紹介記事の動画に載せる候補の1つでしたが、戦闘の方がブラッドウォーター三姉妹ということで見た目の色味が偏ってしまうなどの理由により選外に。3つ載せる余裕があれば入れたかった……。

盲目と失声

ストニア編、ブラインド&サイレンス戦曲。イントロの太鼓が格好いい!軽妙なAメロからちょっと泣ける感じのBメロ、そしてまた太鼓で盛り上げてからのサビ! 強敵感バリバリでテンションが上がる、これぞ終盤ボス曲って感じのボス曲で大好きです。

というわけで紹介記事の動画に載せる候補の1つでしたが、戦闘の方が新規加入のサポートに切り替えるのが肝になる戦闘でその辺のネタバレ度が高いので断念……。

Schwarz-Ritter

スパニー編、ダーブラ戦曲。初っぱなから飛ばす、シンプルにアツい曲。デデデン!

紹介記事の動画に載せる候補になりかけましたが戦闘自体はあっさり終わってしまうので断念、そもそも、まだキャラが揃ってないので交代の様子とかも見せられないですしね。そもそも2話ですし……。

閉塞的ネクロマンシー

スパニー編、ネクロさん戦曲。重々しい展開が続き、1つ前の聖人さん戦と同系統かなーと思っていたら疾走感のあるメロディが来て「おおっ」となりました。一気に引き込まれた。

紹介記事の動画に載せる候補になり、戦闘自体もギミック感あって面白いこと、ネタバレ度が低いことから採用。違うテイストの2曲を載せられて、また後半は途中からということで曲的に美味しいところを持ってこられて、我ながらいい感じの動画にできたんじゃないかなーと思っています。

Gunner’s Survival

アイスさん編、ベレッタ&フェーニ戦曲。オシャレカッコイイ。

少女達の正義

ヒロイン各編ボス曲。「作品のテーマ的な旋律が織り込まれたラスボス曲」ってめっちゃ好きですけど、「少女達の正義」はタイトル曲、負の要素のテーマ曲、インターバル曲であり集う仲間達を想起させる曲が詰まった集大成の中の集大成といえる曲で、なんかもう感無量です。特にやはり「同じ志を持つ我ら」のフレーズが入ってるのが個人的にはアツいですね。各話エンディングとも解釈できる旋律が最後の戦いの曲にも入ってるわけですよ……!

前述の通り「金リカ2」で先に聴いたわけですが、本作が初であればこうした積み重ねからのインパクトをさらに新鮮な状態で感じられたんだろうな、というのだけが少し無念ですね。とはいえ金リカ2でこの曲を聴いて興味を持ったからこそ今があるわけで。

金リカ2で使われたのはアレンジ版の「少女達の正義EX」ですが、こちらもすごく好きです。

苦しむのなら王家の血など

最終編1戦目曲。ツクール2000RTP曲「城1」のアレンジ、というよりは旋律を取り込んだという感じですが。この発想凄いなーと思います。対峙するキャラクターの悲壮さとは裏腹にノリノリな曲。

Do Satety

最終編3戦目曲。展開の悲壮感にマッチする泣きメロ。「テーテッテテッテテーッテッテ」ってバッキングが好き(伝わるだろうかこれ……)。

Eight Barriors

最終編4戦目曲。展開の悲壮感にマッチする泣きメロ(ご、語彙……)。

破滅~第二楽章

神々戦曲は全体で組曲を成しているのがアツいですけど、大好きなアレックスのテーマへの繋ぎ方が格好いいので第二楽章がとくに好きかな。

六魔決戦 ~ 最終戦争

「ああ、この曲で締めるのか……!」という感慨がまずありました。しつこいようですがホワイトデー最終編のあの展開が本当に本当に好きなので、そのリフレイン的な趣を感じたり。

そして全体的にスケールアップ、格好いいギターも印象的で。これぞラスボス曲って曲だと思います。

特にお気に入りの曲を3つ挙げるなら

「少女達の正義」「六魔決戦(両バージョン合わせて)」までは一瞬で挙がりますが、あと1つ悩むなー。他の曲に織り込まれてる分も込みで「アレックスのテーマ」って所かしら。(逆に「同じ志を持つ我ら」は「少女達の正義」に旋律が入ってるから個別で挙げるのは我慢、みたいな。)

それ以外の、特に戦闘曲に関してはそれぞれ違った魅力があって甲乙付けがたい感じです。

やっぱサントラ欲しいな!って思うけどこの曲数全部は入らないだろうし、ベスト盤的なのにした場合結局自分の好きな曲が1曲でも入ってなければゲーム起動するしかないし、悩ましいですね……。

とまあ色々書きましたが最後に

いやほんとむちゃくちゃ面白かったし心に刻まれました。いいゲームだった……。

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  1. […] RPG-Fan!の方に(窓の杜の記事の執筆報告に加える形で)感想を書いたので詳細はそちらで。 […]

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