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【メギド72 PvP】第1回ランキングバトルでA-I到達に導いてくれたマルファスPTを紹介します

【メギド72 PvP】第1回ランキングバトルでA-I到達に導いてくれたマルファスPTを紹介します

2021年7月2日から11日まで、スマホRPG『メギド72』のコロシアム(PvP)にて「第1回ランキングバトル」が開催されました。

ランキングバトルはゲームリリース直後にテスト的に「第0回」が実施されましたが、その後のプロデューサーレターで課題が挙げられ、「全体の仕様を再考します」「次回開催までお時間を頂ければと思います」と語られてから3年以上が過ぎてしまいました。

もはや一生開催されないのだろうか、とも思われていたところに突然の第1回開催告知。どうなることやらと期待半分不安半分でしたが、蓋を開けてみれば大盛況でしたね!リーダーにしたメギドの勝利数での称号が存在することもあって、特定の流行りのPTパーティとばかり当たるということもなく(もちろんある程度の傾向はありますが、少なくとも完全にそればかりではなかったと思います)、真剣勝負の数々を楽しむことができました。参加者の皆さんお疲れ様でした&対戦いただいた方々ありがとうございました!

もちろん、色々と課題点も炙り出されましたが、さり気なく「第1回β」と名前にβが付いている今回も、今ランキングバトルを開催したらどうなるかといったテストの意味も大きかったのだと思います。開催告知で意見や感想を募集してますし、自分も落ち着いたら色々送ろうかなと。先日の見せ合いシステムの実装も含め、ここに来て一気にコロシアムへのテコ入れが来ている印象なのは、PvPを中心にメギドをプレイしている者としては素直に嬉しいです。

今回自分は最高ランクであるA-Iに上がることができました。実の所、敗北ペナルティが軽いためある程度の勝率さえ維持できていれば、あとはどちらかといえば「どれだけ時間をかけて対戦数を重ねられたか」というランキングになってしまっているなと感じるのですが(これも要改善事項の一つですね)、一応今回メインで使ったマルファスPTはA-I到達時点で勝率の方も約65%と、あんまり使われていないPTにしてはまずまずの結果が出せたのではないかと思います。

A-Iランク到達時の戦績。このあとせっかくの機会なのでと、猛者達を相手に武者修行してたら勝率は下がり、マルファスPTの最終勝率は62.89%でした
(※リーダー戦績のボティス姐さんは第0回の時のものです。確かメインクエスト攻略PTでそのままちょっと遊んでみたんだったかな)

自分はもともと今回、普段使い込んでいるウェパルPT(参考記事。このあと読み合い実装で入れ替え要員が増えました。その話も書きたいな)一本でどこまで行けるかやってみようと思っていたのですが、勝率が6割を切ったあたりでちょっと焦りはじめまして、耐久力のあるカウンターPTが欲しいと急遽組んでみたのが今回ご紹介するマルファスPTです。もともと興味はあったもののRラッシュジズ(※リジェネレイト体のメギドについては以後、このように先頭に戦闘にスタイルの略称を付けることで表現します)PTが受けられないなぁと諦めていたのですが、見せ合いシステムが導入された今なら何とかなるのでは?ということで。

急拵えのPTを使うことに不安もありましたが、これが思いのほか手に馴染んでくれて、対戦を経てアップデートしていきつつ主力となってくれました。マルファスPT、今回自分の他に使っている方をほとんど見かけなかったのですが、もうちょっと増えてもいいくらいにはポテンシャル感じるんですよね……。対人戦初心者にも比較的お勧めしやすいリーダーなんじゃないかなとも思うので、色んな人に使ってみてほしいな!と思い、一つの構築例の紹介として記事を書くことにした次第です。

せっかくなので今回のうちに、マルファスリーダーで100勝の称号も取っておきました。次回があったら今度こそウェパルPTオンリーで行くかもしれないので(来てくれ、ブリフォー!)

前置きが長くなりましたが、そんなわけで紹介いきます~!

まずは選定メンバーと基本形

こんな感じです。

基本的な運用としては、ハックでノックバックしつつ、マルファスの奥義とタナトスのスキルを当てていく形となります。タナトスが墜とされたらCラウム君がスキルで耐久しつつマルファスが頑張る、マルファスが墜とされたらタナトスが頑張りつつフルーレティの覚醒を上げて行く、という感じかな。

状態異常が怖いときなど、必要に応じてフルーレティまたはハックをユフィール先生と交替したり。ちなみにいつかお迎えしたいなあと衣装だけ買ってあったのですが、今回起用したくなり、ちょうど全テルミナスが天井対象のサバトがやっていたので天井覚悟で回した……ら、90回くらいで来ていただきました。ありがたし!

マルファスのオーブは最初は3Tターンに列攻撃ができるものにしていましたが、奥義の威力が防御貫通なしだと今ひとつなのと、3Tのマルファスの行動順まで残っていないこともままあるので、それならばと奥義の威力を上げつつ、2Tに確実に使えるバリアを確保できるホーリーフェイクに。2Tにマルファスが覚醒していてもいなくても、ほぼ同じ役割(範囲バリア)を持てるというのも運用しやすさに繋がっています。というか、やっぱり任意のタイミングで発動できる範囲バリアが1個もないの、不安だなぁ……(速攻型のラッシュ系PTであるウェパルPTにすらホーリーフェイク入れてます)

タナトスのオーブは定番の80%防御貫通で、3Tに列攻撃ができるチーフブレーダーの方を採用。固定ダメージなのも、状況に関わらず前列に対しても安定したダメージを出せる(与ダメージの計算も不要)のがいい感じです。エージェントでのフォトン破壊が来がちな3Tにオーブで攻撃できるのも安定しますね。

ユフィール先生のオーブは、素早さを一番上げられるプロデューサーに。これでも結局同様にSSRオーブで素早さを上げたハックやインプには追い付かないのですが、シャックスや、メイジマーマン装備のインプあたりには先手を取れるので十分意味はあるかなと。メイジマーマンの技も便利なので悩ましいですが、迷ったら一番速くしとけ!という感じでやってます(速攻型PT使いの発想)。

逆に言えばこちらのハックもエージェントで素早さを上げているので、ノックバックが防がれることはなかなかありません。ちなみにフルーレティと合わせた2連エージェントは、戦況がもつれ込む3Tの詰めに結構役立ってくれました。状況に応じてハックでノックバックして列を揃えてからのフルーレティのエージェントや、エージェントとめまいの二重妨害などもアリ。

Cラウム君のオーブは最初はエンジェリルを使っていましたが、やはり今は完殺というかスムドゥス持ちのフォラス先生が多いので、完殺耐性を重視して妖馬ヴァルに。オーブキャストで取りました。いい時代だ……。ヴァルの技で何とか捲れる場面もそこそこありました。

CインキュバスとCカスピエルは、主にRジズがめまい耐性を持っていると想定される場合(見せ合い段階でオーブの種族を見ることで推定可能)や状態異常回復役がいる場合に、CインキュバスPTへと組み替えるための要員です。(詳細は後述)

このPTの強み

MEやリーダーの奥義による耐久力

一番目立つのが、両端のカウンタートルーパーが戦闘不能時にHP50%で復活するというものですが、そのほかにマルファスの奥義による全体バリアも攻撃の手を緩めずに防御ができて便利です。

さらにMEでは、カウンターを対象に10%で発動する攻撃無効化も。正直たかが10%と侮っていましたが、今回のようにどんどん対戦を繰り返してると、なんだかんだんでいい所で発動してくれる場面もありますね。

必要フォトンのバランスがよく、基本運用がシンプル

まあこれは強みというよりPTを組むときの基本だとは思いますが、主要な攻撃手段がマルファスの奥義とタナトスのスキルなので、アタック・チャージとスキルを綺麗に分け合えます。どちらかが墜とされたときのサブの使い道も、フルーレティにアタック・チャージ、Cラウム君にスキルと無理なく分けられるのも良い感じです。

また、マルファスはMEにより行動開始時に15%の確率でチャージがポンと湧くので、1Tにうまくアタックやチャージを取れない状況でも、2T1巡目に奥義を撃てたりするのも、低確率とはいえワンチャン狙えて面白いです。(逆にこれがあるので、アタックしか取れないようなときにマルファスに3個渡すかちょっと悩むのですが)

運用にあたり複雑なコンボやギミックもないので、比較的扱いやすいPTになっていると思います。

ネクロは使うことは使うけど、必須要件ではない

復活MEとネクロの相性がいいこともありタナトスを起用していますが、PTの基本コンセプトにネクロが組み込まれているわけではありません。例えばソウルを消費する技を使ったり、ネクロのバフを乗せた爆発をダメージソースにするといったことはなく。ネクロは入れるに越したことはない、という程度です。

そのため、新たなトランス「コロッセオ」でネクロが無効化されてもPTの動かし方自体が変わるわけではいのは、これからの環境を生き抜くにあたって強みになると考えています。

CインキュバスPTへの組み替えも無理なく行うことができ、RジズPTをメタりやすい

Rジズがめまい耐性を持っているときや、状態異常回復役が居るときのRジズPTメタとして(たぶん)有名なのがCインキュバスリーダーでひたすら覚醒減少していくPTかと思いますが、こちらのMEの条件を満たすカウンターの男衆、とくに確率かばうにも強い列攻撃ができる面子がもともと揃っているので、容易に組み替えが可能です。

ただ、一人は妨害を喰らうことを想定すると、Rジズの前にもう一人攻撃できる男子が必要、ということでCカスピエルを追加採用。復活MEがない分耐久力の強化にと、オーブはケイブキーパーを持ってもらっています。

ちなみに他の候補としてはCアンドラス先生も。最初はそちらにしていました。暴奏を止められない場合や爆発PTに対して、暗闇が刺さるかなーという期待もあって。ただ、やはり暗闇って確率(状態異常付与率)×確率(暗闇になった人がミスする確率)って感じで、妨害として確度は低めなんですよね……。また、最後に残って無敵になれたとしてもやはり詰め切れるパワーはないということで、単体での詰め力を重視してCカスピエルに変更しました。

Cインキュバスのオーブは、喰らって痛かった印象が結構あるのでとりあえずでインベイルに。オーブキャストで取りました。ただ正直、Cインキュバスの起用シーン的に、勝つにも負けるにも3Tまでもつれ込むことがほぼ無かったので、手持ちの2倍列攻撃オーブでもよかったかなぁ……という気はちょっとしています。

Rジズのオーブの種族をもとに耐性を推測してから通用する方のPTを組んで出撃できるため、「Rジズメタに対するメタ」もかなりメタりやすいです。途中までは対RジズPTの体感勝率は9割を超えていました(敗北要因は主に判断ミスやフォトン事故)。

……が、流石にA帯の上位まで来ると「Rジズメタに対するメタ」も極まってきて、「うわっこれは対処できないんだよな……」というパターンへの遭遇も増えてきました(どんなパターンかわかる人にはわかるだろうけど、一応ヒミツ♪)。そこへの備えもできないことはないけど、これ以上RジズPTだけ見て全体的な対応力を落とすわけにもいきませんからね……。

あとは覚醒減少vs覚醒上昇合戦に競り負けたり(笑)。とはいえ何だかんだで勝率7~8割は維持できてたんじゃないかな。

構築難易度について

こんな感じで、それなりの安定感があり、扱いやすく、非常に強い流行りPTの一角として存在感のあるRジズPTにもまずまず対抗できると、対人戦初心者が現代のコロシアムへ踏み込むにあたって、結構お勧めできるPTなのでは?と個人的には思っています。

……と言うからには避けて通れないのが、構築難易度(必要なメギド、オーブ)についての話でしょうか。

メギドはともかくオーブに関しては、オーブキャスト実装のおかげでだいぶ楽になりましたね。自分も今回このPTのために2つ作りましたし。とはいえ、そもそもオーブキャストの素材も足りない!という場合、インキュバスのオーブは他の列攻撃オーブなどでもよいと思います。

タナトスのオーブはホーリーフェイクもありかなー。バリアが豊富なのもそれはそれで利点ですし。個人的な優先順位としては、盾役用の妖魔ヴァルが最優先、続いてハックやフルーレティ用の素早さが上昇するSSRオーブ(エージェントまたはネクロス)といったところでしょうか。

メギドについて。指名できないテルミナスであるユフィール先生の枠は、インプもありかなと思っています。というかここは結構迷っていて、試しにインプに変えてみたりもしてました。サポーター枠を守りと妨害どっちに使うかという二択ですね。

個人的には、このあたりは「どういう負け方をしたくないか」で決めるといいのかなと思っています。例えば、自分の場合延々と状態異常に漬けられるみたいのはできるだけ避けたいのですが、Cビフロンスさんのスキルを使われたあとで爆弾PTのメギドを倒しまくってしまいどんどこ爆発して、お互いドカドカ倒れていって最後にあっちが残った!みたいな負け方は(もちろん反省点はありますが)そんなに嫌ではないというか、正直ちょっと面白くなっちゃうんだよな……みたいな。

さておき、構築の自由度、とくに内側に配置するメギドについては結構幅があると思いますので、他の方のマルファスPTも見てみたいですね!

このPTの弱点

トルーパー中心のため前列に対して火力が出ない

前列中心や前後にやばいメギドが分散しているお相手などで、ハックを入れる余裕がない場合(フルーレティとユフィール先生が両方必要とか)苦戦します。一応、マルファス奥義とタナトススキルを両方当てて、3Tのエージェントが決まれば平均的な固さの前列は何とか墜とせる、くらいかな……。

爆発PTのコントロールが困難

列攻撃ばかりなので、タナトスPTのタナトスだけ先に墜として以降の爆発を抑える、といった動きが苦手。MEによる復活をあてにして一斉爆発!ドーン!とかやってしまっていますが、マルファスが先に墜ちてMEが消えてからタナトスが墜ちる、というのもあるあるです。

もうちょっとちゃんとした対処を詰めないとなあと考えていますが、今回のランクマッチの期間中には詰め切れませんでした。Cビフロンスさんのデスギフト(戦闘不能時に強化解除)がなければ、タナトスの代わりにCカスピエルを入れて3Tまで保たせてからケイブキーパー、というのを思いつきましたが、まだ試す機会がなく。(思いつくきっかけになったお相手と再戦機会があったのに結局タナトスで行ってしまって悔しい。「とりあえずタナトス」よくないなぁ……)


他にも色々あると思いますが、とりあえずぱっと思いついたもので。そもそもプレイングが甘くて勝ててない面も多いと思いますので、運用を詰めていきたいです。

定番組み替えパターン

ここまでの話の中で登場したものですが、実際に組み替えた状態をお見せしようかなと。

主にグシオン入りアクィエルPTへの対策として採用していた型

アクィエルのMEで状態異常命中率が上がったグシオンが開幕で(ごく一部の例外を除き)確実に一人寝かせてくる、通称アクィエルグシオン(アクグシ)。その対応策として使うことが多かった型です。フルーレティでアクィエルにめまいをかけつつ、ユフィール先生で状態異常耐性を張る。どちらかが寝かされてもどちらかは通すという算段です。

とはいえやはり、列揃えがないのが辛いところ。大抵は前列にタナトスが入っているので後列を先に倒しきるというわけにもいかず。1Tにアクィエルにめまいをかけて、その間に前列を何とか墜としに行く、というプランになります。一応、マルファス奥義とタナトススキル2発を当てれば前列のタナトスも墜とせる感じかな。そこまで都合よくフォトンが揃うとも限りませんが。前列後列両方半端に削った状態で4Tにもつれ込んで、ヴァルで何とか……みたいな厳しい戦いになることも。

あとお相手側に状態異常回復があると普通に厳しいですね。シルバートームとか入りがち。見せ合い段階でエンジェリルと区別が付きにくいのも悩ましい(どちらも種族が精霊)。

Rジズ覚醒絶対減らすボーイズ

見せ合いのメンバーにめまい耐性が推定されるRジズ(オーブの種族が獣または獣人)が含まれている場合に組み替えるCインキュバスPTです。強そうな単体攻撃(ベヒモスとか)が見えず、状態異常役が見えるときはCラウム君をユフィール先生に、めまい耐性のなさそうなRクロケルが入りそうな場合はフルーレティに交替したりすることも。

結果として、RジズPTではなくRジズ入りのオロバスPTの場合も結構ありましたが、この場合は(Cビフロンスさんのデスギフトがなければ)ケイブキーパーがうまく刺さってくれることもありました。

1点、反省点としては対RジズPT用という意識が強すぎて、他にも刺さりそうな場面があった場合でも採用しそびれていた気がする点ですね。見せ合い時点でお相手側のコンセプトと耐性を読んで、うまく起用していけたらなーと思っています。

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