2018年10月28日に開催された、スマホRPG『メギド72』初の公式リアルイベント「メギド72banquet~ソロモン王たちの祝宴~」に参加してきました。
ステージも出し物もとても楽しかったのですが、その辺はメディアの記事なども色々出ていますので、ここでは主に参加したPvP大会の個人的な感想を語っていきたいと思います。全体の概要などはGamerのレポート記事あたりがわかりやすいかなと思います。PvPのステージイベントの感想が最後の方に少しあるので、そこだけ読みたいという方はこちらからどうぞ。
前提というか簡単に自己紹介
- サービス開始日からプレイ、ログイン皆勤賞継続中。
- これまでメギド72について主にこんな記事を本ブログに書きました。
- 一番の推しキャラは初期にお迎えしたアイムさんです!いわゆる「プレゼン」もやりました。今回、事前に出演者が告知されていなかった声優さんによるトークショーで、アイムさんの担当声優さんが出演されると当日に知ってめちゃめちゃ驚きましたし、楽しいお話を伺えてとても嬉しかった……!
- PvPは面白そうな戦術、ネタ戦術を思いついた際にちょこちょこやる感じ。PvP大会への出場が決まった時点で20勝程度でした。
- 「フリーバトルは戦術研究会のようなもの」というのが持論で、1戦ごとの勝敗にはあまりこだわらないポリシー。「こんな戦術もあるんだ」と感心してもらえたり、主にオーブを使ったネタ戦術でびっくりしてもらえたらいいなというのがモチベーション。
大会向けに作った編成
上記の通りPvPはそこまでやり込んではいないのですが、イベントへの参加登録時にPvP大会への参加も選ぶことができたので、軽い腕試し程度のつもりで登録しました。……そうしたらイベント自体だけでなくPvP大会への参加も抽選となり、そして自分が選ばれたと本番数日前に知り、ちゃんと勝ちに行きたい、という思いが強くなりました。そうして完成した編成がこちら。
狙い
- アイムさんを輝かせるパーティ(大前提)。1ターン目に奥義ゲージを溜めきって、2ターン目初手でフォラス先生にフラカンで列突風をかけて(列や全体への1回回数バリアを剥がす効果もあり)、続いてアイムさんの奥義で全体炎上!
- 1ターン目にスキルフォトンを2個取れれば、フォラス先生にデトネーションでアイムさんを強化してもらってさらに奥義の威力アップ(列突風と合わせれば大抵の相手は落とせる)。
- チャージ、スキル、アタック万遍なく使い所があるのでそういう意味では安定している。
- アイムさんを狙われた際に、マスエフェクトの「20%の確率で味方をかばう」効果でプロメテウスやフォラス先生がアイムさんを守ってくれる、こともある(フラグ)。
- プロメテウスを入れたのは打たれ強さを買ってですが、2ターン目にライブを発動してこの先に備えるという役割も持たせました。メイジマーマンを持たせてるのでアイムさんより先に行動し、アイムさんの奥義でまた覚醒ゲージが溜まります。あとは余ったフォトンどれを積んでも、特殊状態なので解除されないいい感じの全体バフが付く。
- しっとりとした歌に乗せてキャラがばたばたと倒れていく様子を見るのは、アニメの最終回みたいで楽しい(ただし倒れるのは相手側の方)。
- アイムさんが睡眠やめまいを受けた時に備えて、ロノウェ君にはシルバートーム(全体状態異常回復、2ターン目から使用可能)を持って貰う。
懸念点
- アイムさんが集中攻撃されると弱い、最悪1ターン目の1巡目で倒されるし列攻撃にも弱い。
- かばう効果の発動に期待。実際見事に発動して守り切れたこともあって、その成功体験が忘れられなかった。
- 列攻撃は気合いで……(おい)。プロメテウスが余裕で持ち堪えてアイムさんに復帰してもらって逆転したこともあって、その成功体験が忘れられなかった。
- 一応、アイムさんにヘルカイト(特性でダメージ9%軽減)を持たせたのが対策といえば対策だけど、あまり効果を実感できてはいなかった。
- 盾役のロノウェ君にはもっと盾役向けのオーブ(普段PvEで重宝している盾の幻獣体ブニ、ウォールバスター、サタニックリブラあたり)を持たせたいが、状態異常対策を外せないので悩んだ末シルバートームに。
- しかも盾役らしい素早さの低さなので、状態異常を回復するにしてもアイムさんは1つ、いわゆる「捨てフォトン」を置いて2巡目にやりたい行動をすることになる。
- プロメテウスにライブしてもらってる余裕なんて本当にある?それより少しでも相手にダメージ与えた方がよくない?
こうした問題を認識しつつも、野良フリーバトルでは体感で8割程度の勝率を維持していたため「何とかなるんじゃないかなぁ」という甘い期待を抱え、さらにこの期に及んでまだ「まあ負けたら負けたで……」くらいの気持ちで本番に臨みました。
出場結果
まあ思いっきり記事タイトルに書いていますが、さくっとトーナメント初戦で敗退。でもものすごく勉強になりました。お相手はフリーバトルで数百勝している方。でもそれを言い訳にしちゃいかんよな……。
- 何とお相手もアイムさん使い。しかも自分は運用が難しくて諦めてる「アイムさんリーダー+ストラスの全体突風からの全体炎上使い」。あ、憧れる……!
- そして……うわぁぁぁぁぁぁウァプラさんだぁぁぁぁ!終わった!!
- もう1つ、必要な覚醒ゲージ数の多さ(これが自分がこの編成を諦めた理由)を補う、成る程と思ったとあるキャラをキーとした戦術があったのですが、あまり人の戦術をバラすのもどうかと思いますのでここでは伏せておきます。
- 当然のようにアイムさんを狙われ、ロノウェ君のかばう発動前の攻撃+ウァプラさんの列攻撃でアイムさんが落ちる。あとは粘るだけ粘ったけど全滅しました……。
- 確率でのかばう効果は本番では全然発動しませんでした(^^)
対戦中(早々に負け確)~対戦後しばらくは、まあ悔しくないと言えば嘘になるけどアイムさんによる素晴らしい戦術を見せていただけたという感動も大きく、お相手もとても気さくな方で戦術談義なども楽しんでいました。そして敗者が抜けるタイミングになったのでそこでお別れしました。ぜひ勝ってください!と応援しましたがステージと重なったりもして見に行けなかったのが心残り。どこまで勝ち進まれたかな……(しまった、トーナメント表見ればわかるのに見そびれた)。
しかし、まさに対策を怠っていた部分を突かれて負けたことを振り返ってみたり、その後優勝者と開発・運営の精鋭が対決するステージイベント(詳細後述)で刺激を受けたことなどから、ふつふつと「あ、やっぱり悔しいわこれ」という気持ちが湧いてきました。「フリーバトルは戦術研究会のようなもの」というのは嘘ではないけど、それはそれとして「1敗ですべてが終わるトーナメントのような場で負けるのは普通に悔しい」というのを実感できたのも収穫でした。
反省会と、編成調整
というわけで、家に帰って落ち着いたところで反省会。というかまあ、結論は3秒で出るのですが……。
「キーとなる戦術を確率発動、それもたかだか20%×2程度のものに頼るな!」(by教官)
わかっていた、わかっていたんです……。けど、確率での効果発動でピンチを切り抜けた快感の成功体験から抜け出せず、またかばう効果だけでなく「戦闘不能時に一度復活」という美味しいマスエフェクトを踏まないのが勿体ないと感じてしまって思考停止に陥っていた。混成編成なんてPvEでは普通にやってるのにね……。
というわけで、アレンジしてみた編成がこちらです。
アムドゥスキアス居るなら最初から使えよ!って言われそう。選択肢にはあったので、アスモっさんのマスエフェクトを踏むのにこだわるのをやめたら、こちらも3秒で編成が決まりました。
- 1ターン目に取れるスキルフォトンはまずアムドゥスキアスのバリアでアイムさんを守るのに使用、次にロノウェ君のかばう発動、あんまり期待できないけどもう1つ取れたらフォラス先生がデトネーション。
- スキルフォトンが1つしか取れなかった場合は、状況次第ですが基本的にはバリアが優先となります。ロノウェ君はサタニックリブラによる確率でのかばう発動にもちょっと期待。あくまでちょっとね……。
- 2ターン目に余ったフォトンはアムドゥスキアスに回す。奥義で攻撃しつつ全体回復してもいいし、覚醒スキルで列攻撃+暗闇を期待してもいい。アムドゥスキアス、バリアが有名ですが何やっても強くてフォトンが無駄にならないんだよなあ。
- カウンターが二人になったことにより、ロノウェ君は盾役向けのオーブを装備し、シルバートームはアムドゥスキアスが使うという役割分担が可能に。しかもアムドゥスキアスならアイムさんより行動が速いのでフォトンが無駄にならない。
もろもろ、非常に噛み合う感じになりました。フォラス先生がデトネーションを使う余裕がほぼ無くなったので、突風かけた列はほぼ一発KO、とまでは行かなくなりましたが、安定性は格段に増したかなと。オリアスさんにねずみ化されたアイムさんを元の姿に戻してから即座に奥義発動、というのを2ターン目1巡目でできた時はスカっとしたな~!
昨日の今日なのでまだそんなに数をこなしていませんが、体感での勝率は9割まで上がったような気がします。もちろん、巧い人から見ればいくらでも崩し方が見つかるんだろうなとも思いますが、そうしたらさらに改良していければと。アイムさん主軸というのだけは絶対変えずに。
ちなみにアムドゥスキアスはマルバスと並んでアイムさんに続く推しで、指名召喚チケットの指名対象でした。能力ももちろん目当てではあるけどどっちかというとキャラとして好きなのが動機。……そこまでの推しなのに何故起用しなかったのか、今となっては不思議なくらいで……。過ぎたことをクヨクヨしてもしょうがないけど、ああ、この編成で大会出たかったなあと思っちゃいますね。過去に数文字だけメッセージを送れるなら大会前の自分に「アムドヲシンジロ」と送りたい……。
妄想はさておき現実を見ると、やはりPvP大会自体とても楽しかったので、またやって欲しいですねえ。リベンジしたい。エンディングステージで発表された宮前Pの「今後チャレンジしたいこと」にも大会は入っていたので期待したいです。現時点ではあくまで宮前Pの個人的なお考えのようですが、今回のPvPの盛り上がりを受けて実現度は少し上がったんじゃないかな……?
非常に楽しく、刺激を受けたステージイベント
3ブロックに分かれて行われたPvP大会の優勝者であるプレイヤー代表3名と、開発・運営の精鋭が対決するというステージイベントが開催され、大いに盛り上がった、というレベルを超えてはちゃめちゃな熱狂ぶりでした。簡単に感想など。
- 1戦目。プレイヤー側のオロバスさんの特性およびマスエフェクトによる「戦闘不能時、敵全体にダメージ」を活用して「相手にこちらを倒させてることで攻撃」という自分には思いも寄らなかった戦術で、運営側のパイモンリーダーラッシュパーティを完全に翻弄して勝利。特性やマスエフェクトが発動するたびに歓声が上がっていました。
- 実は「倒されたあと、一度復活する」のが何故かその場ではわかっていなかったのですが、後で色々見たらなるほど、オーブ「ハイドン」の効果(戦闘不能時、一度だけ最大HPの1%で蘇生する)かぁ……。持ってはないけど面白いオーブだなとは思っていましたが、こんな使い方があるなんて!
- 組み合わせによる幅広い戦術が取れるシステムを利用して、運営側も驚かせるような戦術が生み出されているのが、本当に感動してしまいます。
- 2戦目。プレイヤー側はバーサークを活用したパーティ。拮抗~ややプレイヤー側不利か?と思われましたがアシュトレトオーブによる凍結で形勢逆転、見事プレイヤー側勝利!
- 大スクリーンで展開されるバーサークティアマトのお玉殴打がものすごい迫力でした……。
- フィニッシュはリジェネレイテッドゼパル。コルナサインで腕を突き上げる勝利演出(参考画像:Gamerのレポート記事 )を一緒にやる人が会場でも続出。って他人事みたいに書いてますが僕もやりました!もう自然と腕が動いてた。いや……このあたりの一体感はほんと、言葉では伝えきれない……。
- 「好きと強さの両立」というのは自分がまさに目指している所なので、心から憧れます。
- 3戦目は残念ながらプレイヤー側が負けてしまいましたが、フリーバトル20勝程度という経験であの場に立たれていたという事実がもう、勇気を貰えるもので。というか「自分、まあ言うても通算30勝程度だからそこまでやり込んでないし」という言い訳を完全に封じられたのが個人的にアツかった。強くなりてぇなぁ……。
- 対戦中、自分の近くにバトル漫画でよくある「決まったー!◯◯が◯◯になるからこれは強い!」「ここで◯◯を使ってくるのかよ!」(※細かい内容は流石に覚えてないので雰囲気再現です)みたいな歓声混じりの解説をする方が居て(全体が熱狂に包まれてたので全然浮いてないし、僕も楽しかった)こんな経験一生に一度ではと思いました。いや一度にしたくないからやっぱり大会とかまたやってほしい……。
(これはその前のシシララTVのステージでのボス戦チャレンジの際も同様でしたが)格好いい戦術が決まれば歓声、キャラが活躍する際は声援が飛び交い、本当に夢のような一体感を感じる場でした。
ちなみにこれらの対戦の詳細な解説が記事になっていたので参考まで。めっちゃ「わかってる」方が書かれてるのが伝わってくる濃い内容です。すげー。
そんな感じで
最後のステージで語られた今後の構想もものすごい熱量と勢いを感じるもので(ストーリーが本当に好きなので、突然9章までの概要と、さらにその先の構想まで語られてひっくり返った……)、ああもう一生ついていきます……!という感じでした。
メギド72、自分の中ではサービス開始直後から大ヒットコンテンツなのでもう客観的な評価ができないのですが、1周年に向けた豪勢な施策の数々や会場での盛り上がりは、なんかもう普通に有名トップタイトルと錯覚してしまいそうでした。でも冷静に周りを見渡してみれば、世間的な知名度はまだまだ、ですよね……?会場に来ているプレイヤーは当然、イベントに申し込むくらい熱心な方々だと思いますので、そのバイアスはちゃんと意識しないとなと気を引き締めてみたり。
でも、200組の枠に対して1,500を越える応募があったという事実は、かなりポテンシャルを感じるのも事実です。ここからさらに広げていきたい、自分自身楽しみつつ、盛り上げるためにできることがあればやっていきたいなぁ……と感じるリアルイベントでした!
アイムさんをリーダーにしてMEの覚醒ブーストを活用するPTも楽しいですよ!
Bトルーパーはストラス以外にもウァプラやカスピエル 、6章加入の彼女などほっといたらPTが壊滅するメギドが豊富です。ヘイトがBトルーパーに向かうので災厄の魔櫃や水獣ソーサーラーでチャージを積んでから地龍アテルラナでアイムさんの奥義を発動…といった奇襲も決めやすいです。
コメントありがとうございます~!普段PvEではスナイパー中心のパーティを組んでいるのですが、せっかくなのでアイムさんを活かせる色んなパーティを試してみたいですね。
フォトン追加系のオーブはあまり使いこなせていないのですが、やっぱり強いですよね……。